バラの土壌の冬管理。根を温めると来春いい芽、花が咲くの間違いなし!

バラの土壌 ガーデニング

バラの土壌の冬管理についてのお話。冬管理、根を温めて冬越しすると、来春いい芽、花が咲くの間違いなしです。

バラといえばガーデニングに付き物ですが、僕がガーデナーをしていたころは「バラは水で育てるんだ」「バラは農薬を年100回やらないと」など教わったものです。100回も散布すると人間がシンドイのでそんなにしていませんが・・・。


ガーデナーにとっては中々手がかかる難しいヤツなんです。

バラは水が大好きです。水が多い所へ植え、水を吸わせ排水代わりに利用されることもあったりします。なのでバラを育てるときには『保水性』が大切になってきます。また、根回りが寒さに弱いので冬時期にはマルチングが必要です。

冬のバラ管理はマルチングのため牛糞を根回りに撒きます。これは保温と冬肥として保水性として来年いい芽と花を咲かせるために行います。

バラの冬土壌

これは僕発案のバラ土壌です。これは『くん炭』と『牛糞』と『マグアンプ(中粒)』が混ざったモノです。割合は4:5:1くらい。くん炭の割合が多いのは僕が住んでいる場所が寒いため多めに入れてあります。くん炭はアルカリ性ですので入れる量はリトマス試験紙なので土壌を計りながらにしてくださいね。

くん炭を混ぜる意味は色が黒いので熱を吸収してくれ土壌を保温してくれます。また、小さい穴が沢山ある多孔質なので牛糞を餌とする微生物の住処になりいい土壌が育ちます。牛糞=肥料とよくありますが、肥料としてはほぼ使えません。肥料分が少なすぎます。なのでマグアンプを施します。マグアンプ(中粒)は一度施せば安定的に半年肥料が効くのでバラのこれからの管理に必須アイテムです。


撒いた量は株のサイズにもよりますが根の周りを半径30から40cmくらい深さ5cm掘り、ネコ車山盛り一杯を施しています。

バラの土壌

牛糞を使う時の注意点ですが、発酵牛糞と書いてあっても、買ってきたその日に使えるモノはほとんどありません。(あったら教えてください・・・)牛糞が使える様になるサインは


1.匂いがしなくなったこと

2.握った時にパラパラするもの(パラパラさせるためにバーク等色々混ぜ物をして誤魔化しているものがあるので注意してくださいね。)

買ってきたら庭に広げ山の様につみ、週2回位かき混ぜてやるのがベストですが、封を開け軒下に置いておくだけでもいいですよ。

場所によって『くん炭』『牛糞』『マグアンプ』の施す量、割合は違いますが、この3つを使えば来年いい芽と花が咲きますよ!

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